史上最多の1044組が参加した「女芸人No.1決定戦 THE W 2025」で、ベテランコンビ・ニッチェが7年ぶりの決勝進出を果たし、見事女王の座をつかみました。注目を集めたのはその結果だけでなく、初登場の審査員・霜降り明星の粗品による辛口コメントの数々。特に「賞金1000万円にしてはレベルが低い」との発言が波紋を呼び、大会は思わぬ“炎上”状態に。
この記事では、THE W 2025の結果と芸人一覧、ニッチェが優勝した理由、粗品の発言が物議を醸した背景、そして今後の展望までを総まとめ。大会をめぐる笑いと炎上の舞台裏をわかりやすくお届けします。
1. THE W 2025の結果まとめ|史上最多1044組からニッチェが女王に!

1-1. 決勝進出者と芸人一覧:初出場が5組のフレッシュな顔ぶれ
2025年12月13日に放送された「女芸人No.1決定戦 THE W 2025」は、過去最多となる1044組がエントリーする大規模な大会となりました。その中から選ばれたファイナリストたちは、個性あふれるネタで視聴者の笑いを誘いました。
決勝には、実力派から若手までが勢ぞろい。中でも注目を集めたのが、7年ぶり3度目の決勝進出となったニッチェ。他にも初の決勝進出となった5組が顔をそろえ、大会全体が新鮮な空気に包まれました。これまでの大会と比べても、勢力図の変化を感じさせるラインナップとなりました。
1-2. 最終決戦の組み合わせと審査員の投票内訳
ファイナルステージとなる最終決戦では、Aブロック勝者の紺野ぶるま、敗者復活で勝ち上がったエルフ、そしてニッチェの3組が激突。それぞれが磨き上げたネタを披露し、視聴者も審査員も笑いと感動に包まれた瞬間となりました。
注目の審査員は7名。そのうちニッチェには3票が入り、見事優勝を勝ち取りました。残る票は紺野ぶるまとエルフに分かれ、接戦であったことが伺えます。審査員の中には「霜降り明星」の粗品も含まれており、その発言が大会全体に大きな影響を与えることになります。
1-3. 優勝は結成20年のニッチェ!涙の感動シーンとは
優勝を果たしたのは、結成20周年を迎える実力派コンビニッチェ。実はこの大会、ニッチェにとっては7年ぶりの決勝進出という節目でもありました。その中で優勝を勝ち取った彼女たちは、感極まって涙を見せる場面も。SNSでは「感動した」「努力が報われた」といった声が多く寄せられました。
ニッチェは、日テレ系番組出演権と冠特番、そして優勝賞金1000万円という豪華な副賞を手にしました。所属するマセキ芸能社にとっても、ゴールデン帯の全国ネット賞レースでの初優勝という快挙であり、今後の活躍がさらに注目されています。
2. 粗品の審査が話題に|THE W初登場で会場をざわつかせた辛口コメント
2-1. 放送前の「おもんない」発言で賛否
今大会から新たに審査員に加わった霜降り明星・粗品は、番組放送前から物議を醸していました。大会公式SNSでのコメントで、「これまで見てこなかったのは、レベルが低すぎるから」と発言。これが「辛口すぎる」「本音を言いすぎ」とネット上で賛否を呼び、多くの注目を集めました。
こうした事前発言もあり、粗品の登場は大会そのものに強いインパクトを与えることとなりました。視聴者の間では「粗品が出るなら見る」という声も多く、結果としてSNSのトレンドにも浮上する盛り上がりを見せました。
2-2. ファーストラウンドから“ダメ出し”連発!
本番当日、粗品はファーストラウンドから積極的にコメントを発信。ときに笑いを交えながらも、ズバズバと**「ネタが弱い」「構成が甘い」**などとダメ出しを連発し、会場の空気をピリッと引き締めました。
従来の審査員よりも切り込みが鋭く、「今までにないTHE Wだった」と評価する声も。逆に「辛口すぎて不快」「出演者が可哀想」といった意見も見られましたが、いずれにせよ彼の存在が大会に新たな緊張感と話題性をもたらしたことは間違いありません。
2-3. エルフとのやり取りや観客ディスも注目の的に
特に印象的だったのは、最終決戦に進出したエルフとのやり取り。ネタ終了後に辛口コメントを受けたエルフは、「ありがたいですけど、Wから出ていってもらえますか?」と笑いを交えて反撃。これが会場でもSNSでも話題となり、一時「#粗品」「#エルフ」がトレンド入りしました。
また、観客に対しても「反応が鈍い」と軽くディスる場面もあり、スタジオがざわつく一幕も。こうした“粗品劇場”に賛否はあるものの、視聴者の関心を一気に引きつけたことは確かです。
3. ニッチェが優勝した理由とは?ベテランとしての実力と戦略

3-1. 7年ぶり決勝進出で見せた圧巻のネタ構成
ニッチェは今大会、7年ぶりの決勝進出というプレッシャーの中で、緻密なネタ構成と安定した演技力を披露しました。20年というキャリアに裏打ちされたベテランならではの安心感と、ネタに込められた“女性らしい視点”が、観客の共感を呼び、笑いを生み出しました。
これまで何度もTHE Wに挑んできた経験値が、今回のネタにしっかりと反映されており、初心者でも安心して笑える“間の使い方”や“セリフ運び”が光っていたと評価されています。
3-2. Aブロック勝者・紺野ぶるま、敗者復活・エルフとの対決
最終決戦の相手は、Aブロックで勝ち上がった紺野ぶるまと、敗者復活から上がってきたエルフ。ともに勢いのある芸人であり、笑いのスタイルも全く異なるため、視聴者にとっては非常に見ごたえのある対決となりました。
エルフは若さとパワーで、紺野ぶるまは知的な笑いで勝負する中、ニッチェはバランスの取れた「共感型のコント」で真っ向勝負を挑みました。三者三様の魅力がぶつかり合ったこの戦いは、審査員たちの判断を大いに悩ませたようです。
3-3. 審査員3票を獲得した勝因と会場の反応
最終的にニッチェが獲得したのは、7人中3票。完全な圧勝ではなかったものの、それだけ接戦だったとも言えます。その中で勝利をつかめた背景には、彼女たちの「観客を置いていかない丁寧な笑い」がありました。
SNS上では、「ニッチェの安定感がすごい」「笑いだけじゃなく感動もあった」という声が多数寄せられ、会場でも温かい拍手に包まれていたのが印象的です。審査員からも、技術・構成・表現力すべてにおいて高い評価を得ており、まさに“順当勝ち”とも言える優勝でした。
4. THE Wはなぜ炎上?優勝賞金1000万円に疑問の声も
4-1. 「賞金に対してレベルが低い」発言の影響
「THE W 2025」が放送される前から、審査員として新たに加わった霜降り明星・粗品のコメントが物議を醸していました。大会前に投稿された公式SNS動画内で、粗品は「おもんないんで見てなかった。たまに見てもレベルが低すぎる」と語り、多くの人が驚きと怒りを抱いたのです。
この発言は、これまで大会を支えてきた出演者やファンにとっても衝撃的なものであり、「賞金1000万円の価値がある大会とは思えない」とする見方を助長しました。一部では、「そんなにレベルが低いなら、なぜ審査員を引き受けたのか」といった批判の声も上がり、放送前からSNS上で“炎上状態”となりました。
「女芸人No.1決定戦」という看板に対しての期待値が高まる中、審査員自らが評価を下げるような発言をしたことで、番組そのものへの信頼感が揺らいだとも言えるでしょう。
4-2. 粗品の辛口コメントは必要だったのか?
粗品は本番でもそのスタンスを崩さず、ファーストラウンドから鋭いコメントを連発。「構成が甘い」「ネタにひねりが足りない」といった意見は、確かに視聴者に対して鋭い視点を提供した一方で、出演者やファンにとっては辛辣すぎるという印象も与えました。
最終的には、「賞金1000万円にしてはレベルが低かった」と総評した粗品のコメントが、さらに波紋を呼ぶ結果となりました。番組としては辛口コメントで盛り上がりを演出したかったのかもしれませんが、そのバランスが取れずに「空気を悪くした」「ただの悪口」と受け止めた人も少なくありません。
果たして、エンタメ番組としての緊張感や刺激を生み出す目的だったのか、それとも本音で大会を変えていきたいという意思だったのか。意図はどうであれ、視聴者の心に波紋を投げかけたことは確かです。
4-3. SNS上での評価・批判・擁護のリアルな声
THE W 2025の放送直後、X(旧Twitter)や各種SNSでは「#THEW2025」「#粗品」がトレンド入りし、さまざまな意見が飛び交いました。中でも多かったのは、「粗品の発言は必要だったのか?」という疑問です。
擁護派からは、「今までが甘すぎたから、正直な評価は必要」「プロの目線で本質を突いてくれて良かった」といった声があがり、番組をよりシビアに評価すべきだという意見も見受けられました。
一方で、批判的な声としては「芸人を見下したような言い方が不快だった」「出場者の努力を踏みにじっている」といった反応も多く、粗品のキャラクターに対して好感を持っていた人からも賛否が分かれました。
炎上の中心にいたのは確かに粗品の発言でしたが、そこには番組の構成や編集方針、審査の在り方など、より深い議論へとつながるテーマが隠されていたのかもしれません。
5. 今後の展望|THE Wの評価と女芸人たちの活躍に期待

5-1. ニッチェの今後のメディア出演と冠番組
見事優勝を果たしたニッチェには、賞金1000万円に加えて、日テレ系列の番組出演権や冠特番の制作が予定されています。これにより、今後のテレビ・メディア露出が大幅に増えると予想されており、コンビとしての再ブレイクのきっかけになる可能性も十分にあります。
特に今回の優勝は、「7年ぶりの決勝進出」という背景もあっただけに、継続的に努力してきた姿勢が評価されており、視聴者の共感や好感度も高まっています。今後はテレビ出演のみならず、YouTubeやイベント出演、講演など、活動の場がさらに広がっていくでしょう。
5-2. 新人女性芸人の今後のブレイク予想
今回の決勝には、5組の初出場芸人が名を連ねました。特に敗者復活戦から勝ち上がったエルフは、粗品とのやり取りや若さと勢いのあるネタで視聴者の印象に残ったコンビの一つです。
他にも、紺野ぶるまなど、個性と表現力に優れた芸人たちが注目を集めており、THE Wという舞台が“登竜門”としての機能を果たしていることが改めて証明された形です。
今後のバラエティ番組やライブイベントで、THE W出場組が多数出演することで、業界全体の女性芸人シーンがさらに活性化していくことが期待されます。
5-3. THE Wという大会の役割と今後への課題
THE Wは、女性芸人にスポットライトを当てる貴重な全国ネットの賞レースとして定着してきました。今回で9回目となり、知名度や参加者数も年々増加。2025年大会では過去最多1044組がエントリーし、その人気の高さを証明しました。
しかし一方で、「審査の透明性」「番組全体の演出バランス」「笑いの多様性の尊重」といった点での課題も浮き彫りになっています。特に今回は、審査員の発言が大会の空気を左右するほどの影響を持っていたことから、その在り方についての議論も必要です。
番組としては、より健全で、公正な舞台として成長していくことが求められており、そのためには「大会の質」と「芸人たちの努力」を正当に評価する仕組みづくりが欠かせません。
これからのTHE Wが、真の意味で“女芸人No.1決定戦”と呼ばれるにふさわしい舞台として発展していくことを、多くの視聴者が期待しています。
おすすめ記事
桑田真澄がオイシックスと契約した本当の理由とは?wikiプロフィールも紹介
-2.png)


コメント